“現代に甦った”闇の死置人 〜あなたの怨み晴らします〜

全三話のオムニバス形式。
二話の途中から観たけど、これほどまで死亡フラグがわかりやすく提示されているドラマもめずらしい。
バラエティー化された地獄少女みたいなノリで結構おもしろかった。
地獄少女はすっごい後味悪いまま終わるけど、これは、ドラマの起承転結の『転』がものすごくバカ!これ、ほめ言葉。
お仕置き人(ドラマ内では闇の死置人/裏家業なので、法律を無視してやりたい放題らしい)が登場し、ちゃっちなCGでの演出でお仕置きしちゃうわけ。
自分が観始めた二話では、デヴィ夫人が必殺仕事人さながらにやるんだけど、これがまぁギャグ以外の何ものでもない。
一番ひどくて、バカなのが三話。
あらすじは、↓
http://www.ntv.co.jp/d-gold/next/20070116_3.html
ここに書いてあるまんまで、前半は結構、ていうかかなり重い。
父親を殺した少年が、刑務所から出所して、被害者のたった一人の愛娘とやっちゃったあと、「おまえの父親を殺したのは俺だぜ」って名乗り出る。
うーん、重い! 地獄少女でも使えるくらい重いぞ!!
で、この回の闇の死置人が、ジェロム・レ・バンナ
無理やり日本語をしゃべらせる始末。。
…いい加減、外人に無理やり日本語を話させるのはどうかと思うぞ。
むしろ、ジェロムの母国語でかっこよく「You shall die」とか言ってもらった方がかっこいいと思うぞ。
そして止めが、必殺技とばかりに繰り出したパンチを受け、漫画さながらの吹っ飛びぷりで街頭に当たりまた吹っ飛び街頭に当たりを繰り返し、死亡〜。
最後の締めとして、闇の死置人のボスでもある、みのもんたが『午後はおもいッきりテレビ』内でお仕置きされちゃった人のニュースでコメントをしておしまい。
だが、『午後はおもいッきりテレビ』の再現性が高く、ここでも思わず笑ってしまった!


個人的に、三ヶ月にいっぺんくらいの割合でやってほしいドラマでした。
毎週観るにはキツイ内容だけど、三ヶ月にいっぺんくらいの割合だったら楽しめそう〜。



このシーンは観れなかったけど、アグネスも闇の死置人だったらしいね。