シゴフミ 第10話「デアイ」





















死後文・・・人に許された最後の奇跡

フミカの呟いたこのセリフが今週、一番象徴的でもあり文伽(CV:矢島晶子)と日比谷毅彦(CV:岡野浩介)の二人を結ぶ絆に似ていた。


もっとダークなお話になるかと思いきや、感動的な話でいい余韻に浸っているけど、気になるのは記号ぽく描かれている警察・子ども・両親・ゲーム制作者が意図的にかステレオタイプだったのがちょっと引っかかる。
・ゲームと人の命を対比させているのは、常套手段だけどうまい使われ方をしている。
・警察が人の話をまったく聞かないのは、まぁベタだね。
・母親が息子の趣味や職業を毛嫌いしている、というのもなくはない話だね。
・ゲーム制作者が根暗ぽい…これは古過ぎないかい?
こうもまとめて使われると、ちょっと鼻につくかな?
ホントにベタベタなんだけど、話としては最後にうまい落とし方をされたから、うーん、おもしろい!と感じちゃいますね。


前半は結構微妙な後半の日比谷毅彦の昔の回想シーンからが神がかり的なうまい運びだ。
でも、葬式で文伽が亡くなった日比谷毅彦を生きていると思っているのは、ないんじゃない?と。